Steinberg 社からの嬉しいお知らせ!
PC :dynabook T552/58GKD
OS :Windows 10(ver 1903)
始まりは一通のメールから:
2月15日に Steinberg から一通のメールが届いた。まずその冒頭の一文を引用しよう。
あなたは Cubase LE の Ver. 4 以降をお持ちですか? よいお知らせがあります。
Cubase LE の最新版 Ver. 10.5 への無償アップデートが可能になりました。最新版ならではの機能や改良、また新しい OS 環境への対応など、現在進行形の Cubase をぜひあなたの手元に!
私の Dynabook には、数年前に中古で買ったオーディオインターフェイス TASCAM US-122 MK2 に付属していた Cubase LE 5 がインストールされている。
私は MySteinberg の登録時にニュースレターの配信を希望したのでこの案内が届いたが、配信を拒否したユーザーは、インストーラを入手することは出来てもアクティベーションコードは入手できないかも知れない。
なのでアップグレードを希望するユーザーは、今からでもニュースレターの配信を希望するよう、ご自分のアカウント情報を更新するのがよろしかろう。…このページを読む
アプリケーションのインストールは、とりあえず管理者権限で実行しておけ!・・・という話。
今回はひさしぶりに Steinberg の DAW、Cubase LE5 (Cubase)の話をする。
インストール先 PC は dynabook T552/58GKD(Dynabook)だ。
とある理由から Dynabook を初期化するはめになったため、OS は Windows 8 > 8.1 > 10 という順番で、一気にアップグレードしている。
Cubase LE5 のライセンス再認証でつまづいた件:
Cubase LE4 や LE5 などの Steinberg の 32bit 版 DAW は、ライセンス認証に専用のソフトウエア eLicenser Control Center (eLCC)を使用しているため、Windows の下位バージョンから上位バージョンへ移行した時は、最新の eLCC をダウンロードしてメンテナンスタスクを実行し、今使っている PC 上でのライセンス認証を再設定する必要がある。
私は Windows 8 から Windows 8.1 / 10 (以下文脈で Win version)と段階的に OS をアップグレードしてきたので、そのたびごとに認証のやり直しを経験してきた。
特に Win 10 では、無線LAN接続のセキュリティがリセットされるくらいの大型(名前付き)アップグレードがあると、必ず Cubase のライセンスも無効化されてしまうので、昨年(2017 年)だけでもライセンスの再認証を 2 回実行している。…このページを読む
Domino も Reaper も Cubase LE5 も Windows 10 で問題なし。でも MIDI Yoke では問題が・・・ 。
2 月 24 日 に OS を Windows 10 にアップグレードした。
Windows 8.1 に不満はなかったのだが、以前の記事で書いた「Microsoft Update で必ず大量のエラーが発生する」という状況は何とかしたかったので、OS のクリーンインストール、PC のリフレッシュ、Windows 10(Win 10) へのアップグレードという選択肢の中で、一番工数と時間が省けそうな Win 10 へのアップグレードで様子をみることにしたのだ。
Win 10 上の動作が心配だったのは FFFTP、xampp、などのかなり使用頻度の高い 32 bit ソフトウエアだが、それについては今のところ問題になるような現象は発生していない。また、これらの次に大切な Domino、Cubase LE5(Cubase)、Reaper v0.999(Reaper)、Viena などの DTM 関連の 32 bit ソフトについても、問題となるような現象は発生しなかった。
問題が発生したのは、Domino と 2 本の DAW ソフトが使う仮想 MIDI ケーブルの MIDI Yoke だ。…このページを読む
TX16Wx の Expression の設定が不可解だ!
MIDI データの個々のノートの音量は Velocity(ベロシティ) の値で決まる。
私は sfz sample player などと同様に、TX16Wx も各ノートのベロシティに従って音量を調節しているものと思い込んでいた。
ところが TX16Wx のデフォルト設定では、ベロシティの値が音量に反映されない・・・と言うか、ベロシティに対する感度そのものが設定されていない。
Control Change(CC) やピッチベンドなどと同様に、ベロシティも Mod Table で明示的に設定して有効化しなければならないのだ。
私がそのことに気が付いたのは、恥ずかしながらかなり最近のことだ(※)。
なんでそういう仕様にしたのかは分からないが、今回のテストではもっとワケの分からない仕様になっている設定を見つけたので、このくらいはかわいいもんだ、ということにしておこう。…このページを読む
Viena SoundFont Editor で作った Slap Bass プログラム 1 個だけのサウンドフォント。
ダウンロードしてみる:
前々回、前回と Slap Bass の音源作りで引っ張ってきて、結局また Slap Bass で申し訳ないんだけど、今回はダウンロード用にサウンドフォント(sf2 型式のファイル)を用意してみた。
パラメータの設定は、別記事の「サウンドフォントを作ってみた」に書いてある以上のことはやっていないので、やはり試用バージョンなのだが、習作というレベルを少し上回ることはできたんじゃないかと思っている。…このページを読む
Audacity と SoundEngine Free を使って波形編集。
前回に続き、スラップベース(Slap Bass)の音源作りについて報告する。
今回の音源はアタック部分の倍音をおおかた残したので、前回よりはスラップベースらしくなっていると思う。
とは言っても、元ネタにした私の次男のプレイは強烈に弦を叩くラリー・グラハムスタイルなので、そのソースからマーカス・ミラー的な音を作るのはさすがに無理だった。…このページを読む
Slap Bass は倍音処理が難しい・・・。
ここのところ「おっ、これは!」というものが――自作自演のトラブルを含めて――まったくなくて、新規に書くことも過去記事の更新もなし、ということでのんびりしていたら・・・前回の記事からもう 2ヶ月近くも経ってしまった。
何もやっていなかった訳じゃない。
なかなか報告できるような結果を出せないような、例えば今回の音源作りみたいな DTM がらみのことか、あえて報告するまでもないような、例えば図書館通いのようなことのどちらかは、だいたい毎日やっていた
図書館には吉本隆明全集があったのでチャレンジしてみたが、古典と宗教に関する論考では読めない漢字が多くてかなり手を焼いた・・・まぁ、どうでもいい話なんだけど。…このページを読む
DTM 関連ソフトウエアのソースコードを読みたくて・・・
サウンドフォント・プレイヤーがどうやって wav データを再生しているのかを知りたくて、シンセサイザーの TiMidity++ とサウンドフォント・エディタ Polyphone Soundfont Editor のソースコードをダウンロードした。
ソースコードダウンロードサイト:
Polypone:Polyphone(GitHub)
SourceForge:TiMidity++
Polyphone インストーラダウンロードサイト:
POLYPHONE:現在のバージョン
2018/03/08 訂正:
Polyphone のダウンロード先リンクを訂正した。
以前 SourceForge にあったドキュメントが GitHub に移動している例を見つけたので、もしや・・・と思ってチェックしてみたら心配していたとおりだった。
2月21日の段階でチェックしなかったのは私の手抜かりだった。申し訳ない。
GitHub にあるソース例はほとんどがブラウザ上で読めるようになっている。
上のリンク先では、リスト上の trunk フォルダのサブフォルダ内に cpp ファイル(のリンク)が多数存在している。クリックすれば、とりあえず読むことができる。
2018/02/21 訂正:
TiMidity++ のソースコードダウンロード先リンクを訂正した。
現在はこのリンクで読みたいファイルを直接参照することができる。ダウンロードしたければ、Download Snapshot をクリックすれば良い。
CodeProject と SourceForge の二つの有名サイトを検索して、まず Polyphone を SourceForge で見つけた。
まさか、サウンドフォント・エディタを作成するプロジェクト――開発者のグループがあるとは思わなかった。これはビックリの感動ものだ。
その後 timidity(以後「TiMidity++」)の実行ファイルも SourceForge から入手できることが分かったので、もしやソースコードも・・・と期待して探してみたら、これも見つけることができた。でもかなり古いものらしい。…このページを読む
TX16Wx と sfz sample player・・・サウンドフォント再生時のエンベロープの違い
前回の記事では、Viena を使って wav ファイルから sf2 形式のサウンドフォントを作成するのは、思っていたよりも簡単だったという報告をした。
しかし、VST プラグイン TX16Wx の設定を下敷きにせず、Domino と Viena だけを使って作成したサウンドフォントを TX16Wx に読み込ませて再生すると、エンベロープの減衰がほとんどない一本調子な音になってしまう。
TX16Wx のこの「音の減衰時間が長い」という傾向は、フリーのサウンドフォントを使った時にも薄々感じていたが、今回、Decay、Sustain などのエンベロープ関連のパラメータ値の違いという形でそれが明確になったのは収穫だった。
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初めて使った Viena SoundFont Editor(0.972)。
サウンドフォント作成ツールの Viena SoundFont Editor(0.972) (Viena)を使って sf2 ファイル形式のサウンドフォントを作ってみた。プログラム(楽器)はエレクトリック・ベースだ。
録音にはオーディオ /MIDI インターフェース TASCAM US―122MKⅡ とそのバンドルソフトの Cubase LE5 を使った。VST のサンプラー TX16Wx 自体にも録音機能はあるが、それは使わなかった。
サンプリングに使ったエレクトリック・ベースは 1985 年頃に購入した YAMAHA BB Ⅶ という、名器の誉れ高い BB 2000 の普及モデルにあたるベースだ。
ただ、こいつはまるごと作り変えたと言って良いほど徹底的に改造してあるので、YAMAHA BB シリーズのサウンドイメージは少ししか残っていない。…このページを読む
年をとっても出来ることはある・・・例えばDTMだって!