MIDI Yoke と loopMIDI ― Windows 10 で使う仮想 MIDI ケーブル

Domino も Reaper も Cubase LE5 も Windows 10 で問題なし。でも MIDI Yoke では問題が・・・ 。

2 月 24 日 に OS を Windows 10 にアップグレードした。

Windows 8.1 に不満はなかったのだが、以前の記事で書いた「Microsoft Update で必ず大量のエラーが発生する」という状況は何とかしたかったので、OS のクリーンインストール、PC のリフレッシュ、Windows 10(Win 10) へのアップグレードという選択肢の中で、一番工数と時間が省けそうな Win 10 へのアップグレードで様子をみることにしたのだ。

Win 10 上の動作が心配だったのは FFFTP、xampp、などのかなり使用頻度の高い 32 bit ソフトウエアだが、それについては今のところ問題になるような現象は発生していない。また、これらの次に大切な Domino、Cubase LE5(Cubase)、Reaper v0.999(Reaper)、Viena などの DTM 関連の 32 bit ソフトについても、問題となるような現象は発生しなかった。

問題が発生したのは、Domino と 2 本の DAW ソフトが使う仮想 MIDI ケーブルの MIDI Yoke だ。

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MIDI Yoke で発生した問題点と対応策:

発生した問題:

  • 1)アップグレード終了再起動直後に、Domino および 2 本の DAW ソフトで MIDI Yoke が認識されない。
  • 2)上記問題を解決しても、Domino の環境設定の MIDI-OUT 設定ドロップダウンで、使用可能なポート数が 8 本しか表示されない(16 本設定で)。
  • 3)2 本の DAW ソフトの MIDI ポート設定でも、PC (再)起動直後では、まれにポート数が 8 本しか認識されないことがある。


DominoPortErrMsg
Domino の警告通知
 

MIDI Yoke が認識されない問題の対応策:

  • 1)MIDI Yoke をアンインストールしてから再インストールする(※ )。
  • 2)仮想 MIDI ケーブルを 64 bit 対応のソフトウエアに切り替える。

MIDI ポート数の問題の対応策はうしろの方で説明する。

※ 再インストールには必ず msi 形式のインストーラを使うこと。
それと、アンインストールできない場合は、msi ファイルで上書きインストールしてみると良い。私はそうした。msi ファイルのインストール方法は【Windows 8.1でmsi 形式のファイルをインストールする】を参考にして頂きたい。

※ msi ファイルは、次のサイトへ行って MIDI Yoke NT 1.75 (163K 09-23-07) の Download Now リンクをクリックして入手する。かなりスクロールアップする必要がある。

ダウンロードサイト:MIDIOX > MIDI Yoke

発生した問題の 1)の MIDI Yoke の認識についてだが、私の dynabook T552/58GKD では再インストール後に再起動しても認識されなかった。
PC をいったんシャットダウンして電源再投入でやっと認識されたが、海外の FAQ の中に修復インストール後に PC を再起動して OK という記事もあるので、この件はすべての PC で共通かどうかは分からない。

また私が再インストールしたタイミングは、アップグレード直後で色々なアップデートが実行されていたため OS の動作がえらく重たかった。もしかしたら、そのあたりのことが影響していたかも知れない。

Domino で MIDI Yoke の MIDI ポートの 9 ~ 16 番目が認識されない問題の対応策:

仮想 MIDI ケーブルを 64 bit 対応のソフトウエアに交換すれば、MIDI Yoke の問題の 2)と 3)はあえて解決する必要はないのだが ――

そうは言っても、既に MIDI Yoke のポートを 9 本以上使ったプロジェクトを何本も抱えているクリエーターにとって、Domino や DAW の設定を全部変更するのはそれなりに大仕事だと思うので、とりあえずその場しのぎの対応策を紹介する。

(その場しのぎの)対応策:

  • ソフト A を起動する。その後ソフト B を起動する。

A = DAW ならば B = Domino (Domino が 9 ~ 16 を認識しない場合)。
A=  Domino ならば B = DAW (DAW が 9 ~ 16 を認識しない場合)。

ほとんどの場合「B = Domino 」なので、Reaper とか Cubase を起動して・・・というやり方になる。
Domino と DAW 両方が 9 ~ 16 を認識しない時は、これを交互に繰り返す必要がある。たまにだが、一回の操作ではうまく行かないことがあるので注意が必要だ。それと、Domino を多重起動するとこのやり方は必ず失敗する。

※Domino と Cubase の連携では起動の順番が大事だと思っていたが、そういうことでもないようだ。もし音が出ないようならば、どちらか一方(Cubase 側がおすすめ)の設定画面を表示させて、何かのドライバーとかを再設定すればたいてい音が出るようになる。

参考:

MIDI Yoke のインストールディレクトリと初期化ファイルのディレクトリ:

  • C:\Windows\SysWOW64\myokent.dll
  • C:\Users\User Name\AppData\Local\VirtualStore\Windows\MYOKENT.INI

※MIDI Yoke のポート数はコントロールパネルで設定する。
設定値は初期化ファイル MYOKENT.INI に正常に保存されることを確認している。
レジストリには MIDI Yoke のポート数に関するキー、設定値は存在しない ―― それはそうだろう、初期化ファイルで設定しているのだから。

DAW の場合は、ひとたび 16 本 のポートを認識するとその後ずっと大丈夫なのだが、Domino はそうはいかない。
Domino はアプリケーションを終了してから 1 分ほど時間が経過すると、また 8 本のポートしか認識しなくなるのだ。どうしてそうなるのかは分からないが、分かったところでどうなるものでもないだろう。

なお Domino の問題は、互換モード、およびタスクマネージャーの [詳細] タブから [関係の設定(F)] で CPU 1 個による動作も試してみて、それぞれ改善効果が得られなかったことを確認している。

loopMIDI のダウンロードとインストール:

「Windows 10 での MIDI Yoke の動作:対応方法 2)」で言ったように、根本的な解決を図るのならば、MIDI Yoke をやめて 64 bit 対応の仮想 MIDI ケーブルを採用するべきだ。

私はテスト的に loopMIDI を使ってみたが、これはかなりの優れモノとみた。

MIDI Yoke のような常駐ドライバーじゃなく通常の実行ファイルなので、可視性が高いという点でも安心感がある。使い方で難しい点は一つもないが、詳しい情報が欲しい方は参考サイトを訪問してみて頂きたい。とても親切な説明が載っている。

それと、誰もそんなことをしようとは考えないだろうが「MIDI Yoke で 8 番目までを受け持ち、それ以上を loopMIDI が受け持つ」というような使い方もできる。
まぁ、既存の設定を変えるのは絶対イヤだ・・・という向きにしかお勧めできないやり方だけどね。

Microsoft Update はどうなった?

ところで、Win 10 にアップグレードするきっかけとなった Microsoft Update のエラーがどうなったのかと言うと、こちらの方はどうやら何とかなったようだ。

Windows アプリは、最新のものがインストールされるかまたは自動的に更新されたようで、エラーは一つも発生していなかった。
Windows アプリの未更新分をチェックしたら更新可能なのが 1 個残っていたので、手動更新を実行してみたところ、これも問題なく実行できた。

ついでに言うと、Windows 8.1 ではいつのまにか停止していたデスクトップの背景画面(テーマ)のスライドショーも、再度実行されるようになっていた。

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「MIDI Yoke と loopMIDI ― Windows 10 で使う仮想 MIDI ケーブル」への2件のフィードバック

  1. Reaper で VST プラグイン TX16Wx を使用するところがコメントできないので、ココに書かせてもらいますが、サウンドフォントのダウンロードのドラムスのwebアーカイブを行っているサイトがありますが、そこからダウンロード可能です。
    https://web.archive.org/web/20171003102905/http://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/sf/libfile/kdrum.zip

    https://web.archive.org/web/20170715052147/http://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/sf/libfile/kdrum.zip

    https://web.archive.org/web/20060717062139/http://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/sf/libfile/kdrum.zip
    のいずれからダウンロードできます。
    このサイトはたまに調子が悪くなります。
    なのでしばらく待つ場合があります。

    1. コメントありがとうございます。
      教えて頂いたリンクで KDrum.sfpack のダウンロードができることを確認しました。近日中に固定ページの方のリンクを訂正することにします。しかし、よくこんなサイトを見つけることができましたね。もしかして、前からご存知だったのでしょうか?どちらにしても助かりました。

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