Windows10 が再起動できない ― ここぞ!という場面で失敗したシステムイメージの復元

周到に準備してきた回復用バックアップが、ミスとエラーで台無しになった件・・・。

何が起きたのか:

1月22日のこと、local host 上で WordPress のプラットフォームとして運用している xampp を再インストールした後、Windows 10 が再起動できなくなるという不具合が発生した。

そこで事前に準備してあった幾つかの回復手順を実行したのだが、起死回生の一手のはずの Windows のシステムイメージの復元がエラーコードで終了するという、少なからずショッキングな出来事を経験した。

システムイメージからの復元を選択したのは、【システムの復元】で直近の復元ポイントまでシステムを回復した後でも Windows 10 の再起動は失敗するという状況が改善できなかったからだ。回復時の再起動は通るが、スタート>電源 > 再起動を選択するともう駄目なのだ。これは何度試行しても同じ結果になった。

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結論:

さて、いきなりで申し訳ないが、まず結論を先に言っておきたい。
回復用のシステムイメージの作成と復元を、 Windows の標準機能にだけ頼るのは危険だ。ある程度評価の定着している専用アプリケーション、例えば AOMEI Backupper または EaseUS Todo Backup などの使用を積極的に検討するべきだ。

残念なことに、私がそれに気づいたのはすべて終了した後のことだ。
なぜもっと真剣にシステムイメージの保存 / 復元の事前調査をしておかなかったのかと、今は大いに反省している。

今後のバックアップの方針:

私自身は、システムイメージのバックアップ用アプリケーションとして、フリーのユーティリティ AOMEI Backupper Standard  使用することにした。

ダウンロード先:AOMI Backupper ダウンロードセンター

次の引用文は推薦理由その 1 だ。
ブートファイルもバックアップされる、と明言している点が重要だ。

AOMEI Backupperはワンクリックバックアップシステムソリューションを提供しています。システムバックアップを実行すると、それはアプリケーション、ドライブ、配置設定、システムファイルおよびブートファイルを含むシステムドライブを完全にバックアップします

AOMEI Backupper ヘルプ【システムバックアップ】より引用。ボールドは筆者。

そして次が最大の推薦理由その 2だ。
復元されたディスクを直接に起動することができます、と明言している点が重要だ。

ディスクバックアップはディスク上の全てのパーティションまたはボリュームそれにシステムファイルを含むすべてのファイルを圧縮されたイメージファイルにバックアップします。システムディスクをバックアップして、それを復元した場合、復元されたディスクを直接に起動することができます

AOMEI Backupper ヘルプ【ディスクバックアップ】より引用。ボールドは筆者。

あと、なかなか面白い機能として、現用の HDD を他の HDD 、または SSD などに丸ごとコピペするクローン機能も搭載されている。
クローンの説明には【HDD の複製】という語句がはっきり記されているので、イメージを別のストレージに保存するというコンセプトじゃなくて、そのストレージデバイスそのものを現用 HDD の代替品にする、という考えで良いようだ。

それと、AOMEI Backupper を使ってシステムの復元を実行したが起動できない、という事例を見つけたのでリンクを挙げておく。ちょっと読みづらいところがあるが、なかなか面白い記事なので一読をお勧めしたい。

実行した回復手順:

次のテーブルに、事前に用意してあった USB 回復ドライブなどのメディアの使用結果を、だいたい試した順に挙げてみた。
復元メディアとは起動メディアのことだ。システムイメージは外付けの 2 TB HDD に保存してあったものを使った。作成日付は不具合発生日の 6日前の 1月16日だ。

あと、リストには含まれていないが、スタートアップの自動修復とか chkdsk c: /f なども実行している。収穫は HDD に不良セクターが無いことが分かったことぐらいだが、これは私にとっては良いニュースだった。

実行順 復元メディア 目的 結果
Step1 USB回復ドライブ 復元ポイントを使用した復元
Step2 USB回復ドライブ PC を初期状態に戻す
Step3 USB回復ドライブ システムイメージの復元 ×
Step4 DVD回復ドライブ システムイメージの復元 ×
Step5 DVD修復ディスク PCを初期状態に戻す ×
Step6 バックアップ DVD PCを購入時の状態に戻す

Step2 は、システムイメージを復元する前に再起動の不具合を修正する目的で実行した訳だが、これは期待した通りうまくいった。ここで言う初期状態は Dynabook 既定の初期状態 ―― すなわち出荷時の状態ではなく、Windows10 のクリーンインストールに近い状態だ。

Step5 で DVD修復ディスクを使っているのは、Step4 が失敗に終わった後で再度 USB 回復ドライブで【PC を初期状態に戻す】を実行したところ、進行状況 30% から全然進まなくなったためだ。ところが、DVD では最初から「できません」と言われてしまい、これで万事休す・・・ということになった。

使った USB 回復ドライブは、 Windows10 のユーティリティ【回復ドライブの作成】で作ったものだ。これは、スタートボタン右クリックで検索に打ち込むと一発で出てくる。
DVD 修復ディスクは、コントロール パネル>システムとセキュリティ>バックアップと復元 (Windows 7)の【システム修復ディスクの作成】で作ったものだ。

Step6 の バックアップ DVD は Dynabook のユーティリティ Desktop Assist の【リカバリメディア作成ツール】で作った 4枚組の DVD セットだ。今回は最終的にこれを使って Windows 8 からやり直すことになった。

システムイメージ復元実行時のエラーコード:

システムイメージの復元で表示されたエラーコードは次の二つだ。

エラーコード エラーの内容
0x80042302 ポリューム シャドウ コピーサービス コンポーネントで、予期しないエラーが発生しました
0x80070057 パラメータが間違っています

最初のエラーコードは早い段階で出たので、他の PC で対処法を探して手を打つ余裕はあったが、後の方は「さぁ、後は再起動で完了だ」というところで出てくれたので、いっぺんにやる気が吹っ飛んでしまった。
どちらにしても、これらはほとんど「出てしまったらアウト」的なエラーなので、私自身が実際に試してみたことの説明は省略する。

事前の準備に問題があったのか、それとも起動メディアの問題なのかくらいはハッキリさせたかったが、AOMEI Backupper を使うことに決めた今となっては、もうどうでも良いことになってしまった。でも暇があったらまた調べるかも知れない。

どんなミスをやらかしたのか・・・という問題:

実際には処理の結果を左右するほどひどい間違いを犯したという訳ではない。
問題は、実行したら結果が変わったかも知れない幾つかの処理を実行しなかった、という点にある。それらは次のような処理だ。

  • コマンドプロンプト上でのブート領域修復 。
  • 不具合発生直前の Windows アップデートのアンインストール。
  • 未処理の Windows アップデートのインストール。
  • HDD の全フォーマット(または全パーティションの削除)(※)。

※ 2 回目以降のイメージの復元試行時には「フォーマットする」のチェックを ON に設定した。イメージを復元する前に【PC を初期状態に戻す】が無効になるのは覚悟の上・・・ということだ。

今回の不具合でうまくいかなかったのは再起動だけで、通常のシャットダウン処理と電源スィッチ ON による起動は正常に実行できた
そんなのアリか?と思う人もいらっしゃるかも知れないが、これは本当のことだ。

つまり再起動しない限り Dynabook は好きなように使うことができたので、色々調査して対策を検討する時間は十分あったのだ。
それをしなかったのは、再起動の問題を【PC を初期状態に戻す】で解決すれば、後はシステムイメージの回復処理で一気にカタが付くと無邪気に思い込んでいたからだ。私自身は、この思い込み自体が非常に大きなミスだったと考えている。

何にしても、そういう後知恵をここでどうこう言っても仕方ないので、ここは「また一つ良い経験をさせて頂きました」と負け惜しみを言っておくことにしよう。

ブート領域修復コマンドの参考リンク:

The WindowsClub:Automatic Repair couldn’t repair your PC in Windows 10
Microsoft サポート:Windows RE で Bootrec.exe を使用してスタートアップの問題を解決する
ぼくんちの TV 別館:コマンドプロンプトからWindowsを復旧する4つの方法 (Vista/7/8/8.1/10)

これらのリンクの中には、私ならば掲載をブロックするようなダウンロードサイトの広告が含まれているものもある。うっかり変な広告をクリックしないよう注意して頂きたい。

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