Viena SoundFont Editor で作った Slap Bass プログラム 1 個だけのサウンドフォント。
ダウンロードしてみる:
前々回、前回と Slap Bass の音源作りで引っ張ってきて、結局また Slap Bass で申し訳ないんだけど、今回はダウンロード用にサウンドフォント(sf2 型式のファイル)を用意してみた。
パラメータの設定は、別記事の「サウンドフォントを作ってみた」に書いてある以上のことはやっていないので、やはり試用バージョンなのだが、習作というレベルを少し上回ることはできたんじゃないかと思っている。
zip ファイルには実際に使用した wav ファイルと元ネタの wav ファイルを同梱(どうこん)してあるので、Viena SoundFont Editor(Viena)や TX16Wx Software Sampler(TX16Wx)などで音源ファイル作りを始めたり、これから始めたいと思っている人は、遊び道具として使ってみて頂きたい。
記:2016 年 3 月 10 日
SoundFont With Samples
聴いてみる:
下のサンプルは、このサウンドフォントを Cubase LE5(Cubase)の VST プラグイン sfz Sample Player(sfz) で再生して、Ignite Amps の VST プラグイン SHB-1 ベースアンプで増幅したものだ。
sfz だけだと音量がかなり不足するので、アンプを使ってレベルを上げてある。
やや重めの地味なサウンドだが、中音域については自分の好きなサウンドに近づけることはできたように思う。
SoundFont の Slap Bass
Viena、sfz、TX16Wx のそれぞれの音量レベルが違うので、作る方としては困ることが多かった。
ベースアンプ SHB-1 ダウンロード先:
Prodyon Phenome――初めて試した VST プラグインの SoundFont Player:
今回は Prodyon Phenome という VST プラグインも試してみた。
ある特定部分で干渉音的なノイズが入ったので、始めはサウンドフォントを疑ったが、これはピッチベンドのリセット位置を少し早めに設定しなおすことで決着がついた。
打ち込みの時に、Domino の二つのクオンタイズを有効にしたままでピッチベンドを設定――つまり微調整ゼロ――したのだが、TX16Wx と sfz はごまかせたが、Phenome はだませなかったということだったようだ。
音質は素直で音量も申し分ないので、なかなか良いプラグインかと思う。
ダウンロードについては下記のサイトにお世話になった。
他にも使えそうな VST プラグインの情報もあるので、興味のある方は一度訪問してみて頂きたい。
参考サイト:
ギター講座オンライン:いま改めて sfz Sample Player 以外の Soundfont プレイヤープラグインを使ってみた
※このプラグインを複数のトラックに設定する時は、phenome.dll のコピーを phenome N1.dll などどリネームして、phenome.dll と同じディレクトリ(ホルダー)に置かなければならない(windows 8.1)。
コピーを使わないで複数を設定すると、プラグイン切り替え時にアプリケーションが 100% ハングアップするし、次回にプロジェクトを読み込んで再生すると、Phenome を設定した複数(今は 2 本)トラックは、そのうちの 1 本しか再生されない。