前回のバージョンではベースとドラムスのクローズドハイハットを8分音符3連の中抜きにして、少しシャッフル的な感じの跳(は)ねるノリを試した。
今回アップしたのはハネない 8 ビートバージョンだ。
このバージョンでこの曲をあれこれいじるのは一段落にしたい。
本当は 16 ビートや 4 ビートのジャズバージョンにも挑戦してみたいけど、今の私の実力ではとても仕上げられそうにないので、将来の楽しみにしておく。
ブルース No1 ふつうの 8 ビート
この曲はベースラインを決めるのにえらく時間がかかった。できるだけシンプルなラインにしようとしたら、低音域でウネウネするようなラインしか思い浮かばず、繰り返して聞いているうちに段々気持ち悪くなってくる有様(ありさま)だった。
少し音域を広げたら気持ち悪さはなくなったが、ダサさかげんが増加したような気がする。ホント上手く行かないもんだなぁ・・・オルガンは相変わらずの白玉(しらたま)です。
また前二作で使用した音源 Microsoft GS Wavetable SW Synth(MSGS) は今回使っていない。かわりに以下のような sf2 形式のサウンドフォントを使っている。
ギター: 32MbGMStereo.sf2(ダウンロード先はここ)
オルガン: 上に同じ
ベース: A320U.sf2(ダウンロード先はここ)
ドラムス: KDrum.sf2
追記:(2018/03/29)
A320U.sf2 のダウンロードリンクを変更した。
それと KDrum.sf2 はリンク切れになっているので、無効にさせて頂いた。他のサーバーに移行したのかと思い探してみたが、現時点では見つけることができていない。
VSTプラグイン:TX16Wx(ダウンロード先はここ)
32bit 版のアプリケーションでは 64bit 版は使えないと思う(SampleTank は使えなかった)。なので私は 32bit 版をダウンロードした。またこのファイルは msi 形式なのでインストールするにはコマンドプロンプトを使用した方が良いだろう。
これも最初は前二作と同様 Domino と MSP で MSGS 一本でやっていたのだが、私の次男(プロベースプレイヤーだよ)がオーディオ /MIDI インターフェース TASCAM US―122MKⅡ を格安で買ってきたところから予想外の悪戦苦闘が始まった。
このハードウエアには Cubase LE5 という音楽作成ソフトがバンドルされている。 次男が言うには「それは大変良いソフト」らしいので、それじゃ早速・・・と意気込んでインストールしてみた。
まずアクティベーションの段階で少しつまずいたが何とかクリア・・・ふぅやれやれ。その勢いをかって今回のバージョンの MIDI ファイルを読み込んでみる。
これは当然問題なくクリア。
ところが次のインストゥルメント設定の所で、インストゥルメントトラックのデフォルト VST として設定されている HALionOne がまったく使い物にならない、という問題にぶつかる・・・。
プログラムフィールド上で HALionOne のプリセットブラウザーを表示させて選択を実行すると、プログラムの種類によってはかなりの確率で アプリケーション全体がハングアップしてしまうのだ。
特に項目 Hi Strings を選択するともう 100% と言って良いほど NG だ。
現にこの稿を書いている今の時点で試してみたら、やっぱりハングアップして Windows のツール「タスクマネージャー」のお世話になった。
タスクマネージャーで終了できるならまだ良い方で、パワースイッチで PC そのものを強制終了させたこともある。 Windows 8.1 との相性の問題かと想像しているが、確信はない。
Cubase LE5 のインスペクターと
プログラムフィールド
CPU やメモリではなくてディスクアクセスの負荷が一気に増大しているところを見ると、何かが行方不明になっているようだ。
いずれにしても私の PC 上では HALionOne を使用してはいけない・・・というか使用できないということがハッキリした訳で、そしてこれが上にリストしたサウンドフォントを使用せざるを得ない理由になった。
この本質的なトラブルに、無知ゆえのトラブルが重なった数多(あまた)のドタバタについてはとても書く気になれないが、それでも Domino と Cubase LE5 の連携で悩んだ点などはブログの方にも少しは書いておいた方が良いような気がするので、それは稿を改めて続けることにしたい。
また Domino と Cubase LE5 の連携に関する基本的な情報については、これは少し長い記事になりそうなので、別ぺージにまとめておくことにする。